研究
 このページでは、僕の研究についてご紹介していきます。
 僕の研究テーマは「経営組織における技能形成」です。ひとびとが組織の中で、どんなふうにうまくなっていくのか、ベテランの人は新人の人に比べてどこが優れているのか、新人の人はどのようにして一人前になっていくのか、それを組織のどんなメカニズムが支えているのか、などについてです。
 大学院時代の論文についてはとりよせるよりも、『組織と技能』をお買い求めいただく方が手っ取り早いです。ご興味のある方はぜひご一読くだされば幸いです。

 

これまで執筆した著書

 これまで執筆した著書のリストです。はやく2冊目の単著を書きたいです。
<単著>
 初めての単著です。僕みたいなのが出版するなど不遜にすぎる、仏罰を恐れよまつもとといわれそうですが、大学院時代のすべてがここに詰まっています。でも博士論文とはぜんぜん違うのですが。ぜひご購入ください。お願いです。リンクから直接購入できます。
<共著・共翻訳>
 初めて本の翻訳に携わらせてもらいました。活動理論の決定版の第2版です。山住先生にはたいへんお世話になりました。畑違いの僕に貴重な機会をいただいてありがとうございます。関わらせてもらうだけでうれしい。ぜひご購入ください。リンクから直接購入できます。
  • 『HRM Essence』『HRM Strategy』(2016, 2018年)
    北居明先生・鈴木竜太先生・上野山達哉先生と共著:産業能率大学
 初めて研究会で教科書を執筆しました。時間はかかりましたがいい本になったと思います。こちらは一般には販売されておりません。
 初めて人事のケースを書きました。上林先生・三輪先生にはたいへんお世話になりました。貴重な機会をいただいてありがとうございます。他にもいいケースばかりですので、ぜひご購入ください。リンクから直接購入できます。同業の方は教科書にぜひ!
 初めて組織行動論の本に執筆しました。なにげにうれしい。第2版から参加させていただきました。開本先生にはたいへんお世話になりました。ありがとうございます。組織学習のことをかなりわかりやすく書いたつもりです。僕自身勉強になりました。他の章もすごく勉強になりますので、ぜひご購入ください。リンクから直接購入できます。同業の方は教科書にぜひ!
 初めて心理学の本に執筆しました。伊東先生にはずいぶんお世話になりました。ありがとうございます。デザイナーの事例を、自分の中では心理学を意識して書いているつもりです。他の章もすごく勉強になりますので、ぜひご購入ください。リンクから直接購入できます。
 初めて叢書ってシリーズのやつに執筆しました。前の『「型」と「場」のマネジメント』と同じく陶磁器産地を事例に使っています。いろんな事例が載っていておもしろいのでぜひご購入ください。リンクから直接購入できます。同業の方は教科書にぜひ!
 初めて熟達の本に執筆しました。金井先生、楠見先生ほかたくさんのすばらしい先生方の中で書かせていただき、とてもうれしかったです。実践知の獲得というテーマで、熟達についてのわかりやすい本であるとともに、リーダーシップなど経営とのリンクがすばらしすぎます。ぜひご購入ください。リンクから直接購入できます。
 初めて第2版というものに執筆しました。前の版も引き続いて販売しているらしいです。わかりやすい教科書の中で、ちょこっとだけ自分のアイデアを入れてあります。事例も新しくしました。すごく役に立ちますので、ぜひご購入ください。リンクから直接購入できます。同業の方は教科書にぜひ!
  • 『基本経営学』(2010年)
    深山明・海道ノブチカ編著 同文舘出版 第10章「人的資源」の章を執筆
 初めてこちらでの教科書に執筆しました。そして人的資源で書かせてもらったのも初めてかも。基本的な内容と自分の好きな内容を書かせてもらいました。ほかの執筆陣も充実しているので、ぜひご購入ください。リンクから直接購入できます。同業の方は教科書にぜひ!
 初めて学会編の本に執筆など、いろいろはじめての事が多い本になりました。僕の書いた部分はおまけみたいなもんで、1章の他の部分、他の先生方の担当箇所はとても示唆深いです。
  • 『1からの経営学』(2006年)
    加護野忠男・吉村典久編著 中央経済社 第11章「キャリアデザイン」の章を執筆
 初めて教科書に執筆しました。わかりやすい教科書の中で、ちょこっとだけ自分のアイデアを入れてあります。他の先生方の担当箇所は完璧です。すごく役に立ちますので、ぜひご購入ください。リンクから直接購入できます。同業の方は教科書にぜひ!
 初めて人事のトピックで本に書きました。なかなかチャンスがなかったので。僕も頑張りましたが、共同執筆の先生のおかげでいい章になりましたし、他の先生方のところもすばらしいです。過渡期にある日本的経営の現状と課題がすぐわかります。
 初めての著書です。本に自分の名前が載るのはうれしいですが、正直いって僕の執筆部分は別に必要ないです。もっといいことがいえるようにがんばります。他の先生方の担当箇所はすばらしいです。
これまで執筆した論文

 これまで執筆した論文のリストです。上から新しい順に掲載してあります。
 外部の雑誌にようやく載りましたが、これからもっと増やしていかないと。
  • 「実践共同体の『二次的意義』の探求─介護施設事例の活動理論的分析をもとにして─」(2018年)
    『ナレッジ・マネジメント研究』第16号、1-14ページ
 はじめて活動理論の事例研究で論文を書きました。『ナレッジ・マネジメント研究』で査読いただいたレフェリーの先生方、編集委員会の先生方には大変お世話になりました。ありがとうございました。 
  • 「実践共同体構築による学習促進の事例研究─非規範的視点と越境を中心に─」(2018年)
    『日本経営学会誌』第41号、52-63ページ
 はじめて『日本経営学会誌』に載せることができました。念願だったので大変うれしいです。レフェリーの先生方、編集委員会の先生方には大変お世話になりました。ありがとうございました。
  • 「A Study of the Suitability of Japanese "Working Manga" as a Business Case Study」(2018年)
    International Review of Business, The Society of Business Administration, Kwansei Gakuin University, No.18, pp. 29-86
 はじめてまんがについて書きました。内容的には研究ノートです。なかなか研究テーマには向かないかもしれませんが、ちょっとずつやっていきたいです。
  • 「実践共同体を扱った先行研究の検討」(2017年)
    関西学院大学商学研究会『商学論究』第65巻第1号、1-80ページ
 はじめて実践共同体の経営学の論文をがんばってレビューしました。著書につなげるにはどうしても通らないといけない道だったので、できてよかったです。
  • 「実践共同体概念についての一考察 : E. Wengerの実践共同体論を読み解く」(2017年)
    関西学院大学商学研究会『商学論究』第64巻第3号、347-409ページ
 はじめて1冊の本をしっかりレビューして論文を書きました。絶対必要なプロセスだったのでやっておいてよかったです。この論集は海道ノブチカ先生の退官記念号です。先生にはお世話になりました。ありがとうございました。
  • 「コミュニティ、サードプレイス、ラーニング・コミュニティと実践共同体」(2017年)
    関西学院大学商学研究会『商学論究』第64巻第2号、323-391ページ
 はじめてコミュニティの研究をレビューしました。いつものようにかなり遠回りの道ですが、やっておいてよかったです。この論集は深山明先生の退官記念号です。先生にはお世話になりました。ありがとうございました。
  • 「実践共同体構築による学習についての事例研究」(2015年)
    『組織科学』第49巻第1号、53-65ページ
 はじめて『組織科学』に載せることができました。院生の頃からの念願だったので大変うれしいです。よかった。シニアエディターの安藤先生には大変お世話になりました。先生がおられなかったら無理だったと思います。本当にありがとうございました。
  • 「フォートラインの概念と分析手法」(2015年)
    鈴木竜太先生・北居明先生と共著:神戸大学経済経営学会『國民經濟雜誌』第211巻第6号、53-88ページ
 はじめて『國民經濟雜誌』に載せることができました。というかこれは鈴木先生・北居先生のおかげです。いつも研究会でお世話になっております。ありがとうございます。フォートラインの概念についてのレビューを担当しました。おもしろい概念です。
  • 「実践共同体の形成と技能の学習―陶磁器産地における2事例をてがかりに―」(2015年)
    『ナレッジ・マネジメント研究』第13号、1-17ページ
 はじめて陶磁器産地の論文を単著で書きました。結構長い間やっている研究なのですが、やっぱり形にすることはとっても大事ですよね。審査いただきました先生方、ありがとうございました。
  • 「生涯学習論と実践共同体」(2015年)
    関西学院大学商学研究会『商学論究』第62巻第4号、51-98ページ
 はじめて生涯学習論のレビューやりました。成人学習論とともに結構関連深い概念だと思うので、やっておいてよかったです。
  • 「成人学習論と実践共同体」(2015年)
    関西学院大学商学研究会『商学論究』第62巻第4号、37-100ページ
 はじめて成人学習論のレビューやりました。いろんなところで使える理論がいっぱいあるのですが、これまでちゃんとレビューしてなかったので、やっておいてよかったです。
  • 「活動理論・拡張的学習論と実践共同体」(2014年)
    関西学院大学商学研究会『商学論究』第61巻第4号 253-281ページ
 はじめて活動理論のレビューやりました。ほんとに難しい理論ですが、いつかやらなければいけないものだったので、いいチャンスでした。これからもがんばります。この紀要は榊原茂樹先生のご退官記念号です。榊原先生には大変お世話になりました。ありがとうございました。
  • 「実践共同体における学習と熟達化」(2013年)
    『日本労働研究雑誌』第639号、15-26ページ
 はじめて『日本労働研究雑誌』に載せることができました。ずっと夢に抱いていましたよ。チャンスをいただいた『日本労働研究雑誌』さま、本当にありがとうございます。内容もこれまでの研究をしっかりふまえて、その後の実践共同体研究の進展に役立てるようなものにしたつもりです。うれしい。
  • 「『学習する組織』と実践共同体」(2013年)
    関西学院大学商学研究会『商学論究』第61巻第2号 1-52ページ
 はじめて組織学習のレビューやりました。厳密には「学習する組織」の方ですが。組織学習のレビューって結構ためになりますね。がんばります。あとはじめて、紀要の最初のページから始まる論文を書きました。僕も年とりました。
  • 「実践共同体概念の考察−3つのモデルの差異と統合の可能性について−」(2012年)
    関西学院大学商学研究会『商学論究』第60巻第1,2号 163-202ページ
 はじめて実践共同体概念の比較研究を行ってみました。ちゃんとせないかんと思っていた部分だったので、書けてよかったです。
  • 「二重編み組織についての一考察」(2012年)
    関西学院大学商学研究会『商学論究』第59巻第4号 73-100ページ
 はじめて二重編み組織についてのレビューを書きました。わりとちゃんと、組織構造についてのレビューをできたんじゃないかなと思っています。スクランブル発進でいいものが意外にかけますよね。
  • 「製品デザイン・プロセスの組織的マネジメントの事例研究−デザイン・パラダイムの発展について」(2011年)
    日本ナレッジ・マネジメント学会『ナレッジ・マネジメント研究年報』第10号、33-47ページ
 はじめて外部の雑誌にデザイン・マネジメントの論文を書きました。スピンオフではじめたデザイン研究ですが、1つの区切りになりました。ご協力いただきましたヤマハのデザイン研究所のみなさま、ありがとうございました。がんばります。
  • 「自治体マイスター制度の展開−現状と展望についての考察」(2011年)
    関西学院大学商学研究会『商学論究』第59巻第2号 85-109ページ
 はじめてこっちの紀要でマイスターのこと書きました(苦しい…)。北九州マイスターと、にいがた県央マイスターの事例が載っております。調査させていただいたみなさん、ありがとうございます。がんばります。
  • 「Exploring the hierarchical andsituational concept of skill」(2009年)
    International Review of Business, The Society of Business Administration, Kwansei Gakuin University, Vol.10, pp. 23-50
 はじめてこちらの英語紀要にのせました。技能概念をいろいろ考えていますが、キャリアとの関連を少し書いています。英語の紀要には継続的にのせていきたいです。役に立つかわかりませんが。
  • 「『自治体マイスター制度』における技能伝承についての研究−『実践共同体』概念をてがかりに−」(2009年)
    『日本労務学会誌』第11巻第1号 48-61ページ
 はじめて日本労務学会誌に掲載してもらいました。よかったよかった。レフェリーの先生方ありがとうございます。内容はタイトル通りです。ご協力いただいた自治体の担当者の方々、ありがとうございます。
  • 「キャリア理論における能力形成の関連性 −能力形成とキャリア理論との統合に向けての一考察(上)(下)」(2008年)
    関西学院大学商学研究会『商学論究』第56巻第1号 71-103ページ・2号 65-116ページ
 はじめて関学の紀要にのせたのと、はじめて上下になりました。技能形成がキャリア理論の中でどんなふうに扱われているのかを考えたレビュー論文です。諸般の事情で上下になってしまいました。考察の部分には加護野忠男教授還暦記念コンファレンスでの議論が含まれています。
  • 「生協組織における技能形成への影響要因と成果についての統計的分析」(2007年)
    『生活協同組合研究』2007年2月号 33-40ページ
 はじめて統計分析を主にした論文になっています。とはいえ先輩に聞きまくってようやくこの程度なのですが。ご協力いただいた先輩方、そして『生活協同組合研究』のスタッフのみなさま、ありがとうございました。
  • 「アナウンサーの技能研究についての一考察 −『NHKアナウンス・セミナー』を読み解く−」(2006年)
    北九州市立大学『商経論集』第42巻第1号 63-73ページ
 はじめてアナウンサーをリサーチサイトに据えています。ですが調査のための準備段階の論文で、二次資料を分析するというものです。その後やっているインタビュー調査に役に立っています。
  • 「自治体マイスター制度の研究と今後の展望 −北九州マイスター制度を中心に−」(2006年)
    北九州市立大学『商経論集』第41巻第4号 45-60ページ
 はじめて自治体マイスター制度の研究をおこないました。これは各自治体の制度をもとにした論文になっています。今年の前半までの調査内容が反映されています。おもしろいですよ。
  • 「技能形成ベースのキャリア・デザイン理論の構築に向けて」(2006年)
    北九州市立大学『商経論集』第41巻第1,2,3号 43-58ページ
 はじめてキャリアのことをとりあげました。これからももりもりキャリアのことは考えていきたいと思います。前半は生徒の皆さんにも読みやすい(きっと)基本的なこと、後半は自分の主張が書いてあります。
  • 「組織における技能形成とその影響要因」(2005年)
    『ナレッジ・マネジメント研究年報』第6号 91-100ページ 
 はじめて…こちらにきて外部の雑誌に単著で載せました(苦しい…)。本がベースになっていますが、これで自分の研究をより多くの人に知ってもらえるとうれしいです。
  • 「企業特殊技能をこえて −認知的組織論から見た企業特殊技能−」(2005年)
    北九州市立大学『商経論集』第40巻第4号 57-70ページ
 はじめて…退職記念号に載せました(だいぶ苦しくなってきた)。企業特殊技能を別の側面から取り上げました。学会発表ではぼっこぼこにいわれてしまいましたが。くじけません。
  • 「デザインマネジメントの先行研究の整理と今後の研究展望」(2005年)
    北九州市立大学『商経論集』第40巻第2,3号 23-38ページ
 はじめてデザインマネジメントの研究を取り上げました。これをもとにした事例研究にいかしていきます。これからが本番ということで。がんばります。
  • 「企業特殊技能にかんする一考察」(2004年)
    北九州市立大学『商経論集』第39巻第4号 7-24ページ
 はじめて企業特殊技能(Firm-Specific Skills)を正面から取り上げました。経済学はわかっているとはいえないと思いますが、まあまあな感じです。がんばります。
  • 「知識共有の困難性と技能形成の関連にかんする一考察」(2003年)
    北九州市立大学『商経論集』第39巻第2号 9-24ページ
 はじめて…あ、少しバイアスの方の論文をレビューしたんでした。力不足です。いいこといっているのはレビューした論文です。あと、この論文から「スキル」が「技能」というワードに変わりました。著書との関係です。がんばります。
  • 「私企業と地域生活協同組合の戦略比較」(2003年)
    北居明と共著
    『マーケティング・ジャーナル』第88号、52-65ページ
 なぜかマーケティングの雑誌に投稿してしまいました。これが今回のはじめて。投稿してからずいぶん時間がたちましたが、掲載されてよかったです…。内容はタイトルの通りですね。
  • 「スキル概念の検討と今後の研究展望」(2003年)
    北九州市立大学『商経論集』第38巻第2,3,4合併号 43-61ページ
 はじめてシリーズが思い浮かばない…あ、合併号だった。概念考察です。紀要ではレビューが中心になるはずです。がんばります。
  • 「認知的組織学習についての一考察」(2002年)
    北九州市立大学『商経論集』第37巻第2号 21-35ページ
 こちらにきて初めての論文で、初めて紀要に載せた論文です。スキル研究の方向性を模索するのが目的です。タイトルは大げさですね。
(大学院時代の論文)
いちおう載せてありますが、こちらの論文についてはお取り寄せやお問い合わせいただくよりも、それらの成果がみっちり詰まったこちらの単著をお買い求めいただく方が手っ取り早いです。よろしくお願いします。
→松本雄一「組織と技能 −技能伝承の組織論」白桃書房、2003年。
  • 「経営組織におけるスキル形成についての研究」(2001年)
    神戸大学大学院経営学研究科 博士論文

 初めての博士論文です。ていうか博士論文は最初で最後ですが。今までの大学院生活の総決算です。2年をかけて、「状況的実践」としてのスキル形成の枠組みを作ったつもりです。まあ博論といっても節目の1つにしかなりませんが、これをもとにもっと良い研究をしていこうと思います。

  • 「生協組織の店舗運営における成果影響要因の分析」(2000年)
    北居明と共著
    『ビジネス・インサイト』 第32号

 初めての外部の先生(ゼミの先輩ですが)との共著論文になりました。本格的に統計的手法を用いて、生協組織においてどのような要因が成果に影響するかという問題を検討しました。これまたスキルとは関係ありません。

  • 「コープこうべにおける生協の理念と競争優位」(2000年)
    加護野忠男・北居明・松岡久美・松田良子・上野山達哉と共著
    『生活協同組合研究』 2000年4月号

 初めて共著論文になりました。報告書の内容をもとに作りました。スキルとは全く関係がありません。

  • 「アパレル企業のコア・コンピタンスとブランド・コンセプトの理解」(1999年)
    『ナレッジ・マネジメント学会 研究年報』 第1号

 初めて外部の雑誌に掲載されました。校正が長かったですが。上のモノグラフをコンパクトにして、より戦略論的なアプローチにしました。反響が楽しみです。 

  • 「コア・コンピタンスとスキル
     −技能形成の視座からの戦略論への示唆−」
    (1999年)
    神戸大学経営学研究科 博士課程モノグラフシリーズ#9824

 99年最初の論文は、戦略論の論文です(これが今回の「初めて」です)。企業の競争優位をもたらす「コア・コンピタンス(core competence)」の概念とスキルを関連づけて、それを事例研究しています。

  • 「デザイン学生のスキルの獲得」(1998年)
    神戸大学経営学研究科 博士課程モノグラフシリーズ#9820

 上のデザインスキルの一連の論文は、アパレル企業のデザイナーですが、その前段階としての専門学校や芸大のスキルの伝達について考えたものです。それによって、スキルにおける「基礎」と「応用」の問題について深く考察したつもりです。今回の「初めて」は、初めて別のリサーチサイトの論文を書きました。

  • 「ファッションデザイナーのスキルの獲得
     −スキル獲得プロセスにおける『雑用』の持つ意味−」(1998年)
    『六甲台論集 −経営学編−』 第45巻第1号、1-20ページ

 上のモノグラフの一部をもとに短いバージョンを作りました。ただ短くしただけではなく、インプリケーションをより深く考察し、組織におけるスキルの獲得プロセスにおいて、「雑用」が大きな役割を果たしているのではないか、といったような内容です。「下っ端の初めてシリーズ」(?)としては、初めて副題がつきました。
 上のモノグラフを読む前のとっかかりとしても、また内容を補完する意味でも有効だと思います。

  • 「デザイナーのスキルについての探索的研究」(1998年)
    神戸大学経営学研究科 博士課程モノグラフシリーズ#9808

 僕の最初のフィールド調査による論文です(「はじめて」尽くしですね。まだ下っ端なもので。
 アパレル企業におけるデザイナーのスキルがどのように形成・伝達されるかについてのものです。
 アパレル企業の実態などについてはすでに研究が進んでいますが、デザイナーについてはあまり調査が進んでいないということ、またデザインというのは目で見てその善し悪しが分かるのでわかりやすい、などの理由から取り組んでみることにしました。第二論文という経過論文を公刊したものです。
 博士論文につながるような出来になっていればよいのですが。

  • 「OJTと認知心理学」(1997年)
    『六甲台論集 −経営学編−』 第44巻第2号、199-216ページ

 僕の最初の公刊論文です。『六甲台論集−経営学編−』は神戸大学大学院経営研究会の発行している論集です。図書館においてあるところもあると思います。
 上記の修士論文をもとに、OJT(on-the-job training:仕事内訓練)の問題に対して認知心理学の知見を用いようというものです。

  • 「スキルの形成・伝達についての研究」(1997年)
    神戸大学大学院経営学研究科 修士論文

 僕の書いた最初の論文です。厳密には大学の時の卒論が最初なのですが、あれは論文ではありませんので。
 経営組織におけるスキルの問題を考える際、認知心理学を中心とした心理学の知見が大いに役に立つということで、そのあたりのレビューを行いました。その上でいくつかのインプリケーションを提示しています。
 今見返してみると物足りないのですが、あのころの力ではこれが精一杯だったと思います。


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