雑文(2005年前期)

 

 いやー、忙しかったですね。地球の自転のスピードが速まってるんじゃないかと。
 夏休みは体調を崩して、なにもできませんでした。がっくり。

 

 
8月26日 ごきげんよう。生還したまつもとです。
1ヶ月更新があいてしまいました。それというのも、帰省で日程が混んでいて、テストの採点を一気にやったんですよ。そしたら深刻なのどかぜをひいてしまい、お盆からずっと寝ていたからです。つらかった。まだ少ししんどいのですが、ようやく普通の生活を取り戻しています。みなさんもお気を付けて。
ということで今までは寝ていたということしかありません。あ、NFL TOKYO 2005を見に行ったり、基礎ゼミで合宿にいったりしてはいました。今思えばこのあたりの疲れもかぜに結びついたのかもしれません。すんごくたのしかったんですけどね。
CD買いました。というかもうみなさん買いましたか、スキマスイッチ「空創クリップ」。この夏の名盤ですね。あまりドライブ向きではないかもしれませんが、一つ一つの曲のクオリティが高い。じっくり聴くのに向いてます。

実家に帰って、駅からおいしいうどん屋さんにいくときにタクシーを使ったのですが、そのタクシーはこんなタクシーでした。
「説教タクシー」
乗ってすぐに、お盆なのにお祭り的な地元のイベントがあることを聞いてみると、そこから説教満載のトーク開始。説教というのはもちろん仏教的な思想のお話のことです。
  • (方言で)あれはおふざけだよね
  • まあお盆だけじゃなく常に先祖を大切にする気持ちはもってないとだめだ
  • 108の煩悩は実際数えたのかね、案外弘法大師は商売人だから
  • 悟りなんかないんだ、すべては無だから
  • 地球上で人間だけが迷惑をかけて生きていう
  • 人間は便利を追い求めすぎ、それが逆に人間を縛っている
  • 人間は一皮むけばみんな同じ、だからみんな違ってもいい、そのままがいい
  • 人は100%死ぬんだから、先のことを考えてもむなしいものだ
  • その日その日を大事に生きる、それで明日があるんだ
これらのことをうどん屋の道すがらずっとしゃべっていました。しかし説教臭いというのではなく、普段考えていることを世間話風に繰り出してくる不思議な運ちゃんでした。あたたかみがあってとても楽しかったです。相方は「名前聞いておけばよかった、1年に1度くらいはあの運転手を指名してもいいんじゃないか」などと気に入ってました。
7月25日 ごきげんよう。内臓脂肪をとるために低脂肪乳を飲んだまつもとです。お元気ですか。薄いけどカロリーは低い。あ、セブンイレブンの低カロリーアイスはおいしかったです。
ああやっと講義が終了しました。おつかれさまでした>みなさん。そして先日のオープンキャンパスも終わりました。なんとかこの7月を乗り切った。あとは7月末締め切りの原稿を書くだけだ。(乗り切ってない) オープンキャンパスは毎年とても楽しいですが、今回も先生方のご協力でいいものになりました。ありがとうございます>先生方。
CD借りました。電気グルーヴ×スチャダラパー「聖☆おじさん」が頭の中をぐるぐるしてます。ほかのラップの曲みたいにうわついたところ、軽薄なところがまったくなく、純粋に笑いを狙っている名曲です。しかもそれが当たってる。誰を呼ぶ?聖☆おじさん!

CDTVで韓流アーティスト特集をしていました。リュ・シウォンSE7EN以外にもけっこういるんですねー。ところで「韓流」は「はんりゅう」って読むんですね。僕は「かんりゅう」っていってたんですが、それを相方に話すと、こう聞き返されました。
「官僚アーティスト?」
なんですかそれは。官僚がCDデビューするとかですか?
  • 今週7位には、文科省のニューシングル「脱ゆとり教育」がチャートイン。時代に合わせて音楽のスタイルを変えてきた文科省。これまでのゆとり路線から一転、ビートのきいた激しい曲調が、受験戦争の到来を予感させます。来年4月にはニューアルバム「新・教育大綱」を発表!
  • 今週5位には、厚労省のニューシングル「B・S・E」がチャートイン。一貫して安心した検査態勢を問い続ける厚労省。安易に世間や政府の潮流に流されないところが、多くのリスナーの共感を得ています。秋にはアメリカツアー「輸入再開交渉」を敢行!
  • 今週4位には、財務省のシングル「デフレ」がチャートイン。もう3年以上もロングヒットを続けています。不況という時代にぴったりくる歌詞と、下がり続ける曲が、現在の社会情勢にぴったり合致、多くのリスナーに支持されています。現在財務省はニューアルバム「郵政民営化」の収録の真っ最中!
7月19日 ごきげんよう。広い部屋にエアコンを買ったまつもとです。ようやくこれで人を呼べます。僕が部屋を片付けないので呼べませんけど。だめじゃん。ちなみに正直今デオデオが熱い。そんな気がします。すごく親切なんですよね。
また更新をさぼってしまいました。ぶっちゃけ僕はHP更新が大好きなのですが、それがままならないほどお仕事が忙しいってことです。でもようやく講義最終週に入りました。そして週末のオープンキャンパス。もうすこしだ。もうすこしだ。
この間は運動をしに、和布刈公園にいってきました。以前忘年会でいったところです。ふもとから上に登っていったのですが、おもいのほか急な坂でかなりばてました。低い山なのですが、もうほんとに登山です。汗だくのわれわれの横を車がぶんぶん通っていきます。どうも歩いてのぼるわれわれはあほということになりそうですが、運動が必要なので気にしません。
で山の上の公園にたどり着くと、なぜか日曜なのに高校生が制服で走り回っていました。向かいに男子が座ってきたので、聞いてみると「向こうの広場で焼き肉をしたあとで遊んでるんです、迷惑かけてすみません」といわれました。さわやかでした。みているとどうやらかんけりをしているようなのです。今の高校生もかんけりはするんだなあと思ってみていると、そばにある木の陰に、女子高生が隠れに来ました。かんけりをしているのかと聞くと、女子高生は笑ってこう答えました。
「男子はかんけりで、女子はケイドロなんですよ」
さわやかな風が吹きました。一瞬の夏。頭の中にGOING UNDER GROUNDが。思わずみとれてしまいましたよ。北部九州は梅雨明けしました。夏が来た。
CD買いました。MINMI「サマータイム!!」。CDTVで聞いて一目惚れ、いや一耳惚れしました。レゲエは趣味じゃないんですがこれはいい。カリブ周辺で70年代に流行った、「ソカ」のリズムをフィーチャーしたらしいです。すごくリズムがプリミティブで人を踊らせます。PVがまたいいんですよね。

国語世論調査:慣用句は20代以下の方が正しく使う!?。これを調べたニュースがNHKで出ていたのですが、調査のために作られたVTRがありました。それをみてどこが間違いかを当てるという調査方法なのですが、そのVTRがおもしろすぎます。上司と部下の会話という設定で、部下が中国に長期出張になり、上司に呼ばれます。
上司:明日から中国に出張だったね。
部下:はい。契約をとってきます。
上司:前回は失敗していたからね。汚名挽回のためにがんばってくれ。
部下:はい。部長の営業方法を、他山の石としてがんばります。
上司:頼むよ。君の送別会は私も参加することにしたから。
部下:ありがとうございます。枯れ木も山のにぎわいですね。
この中で間違ったところをさがせということなのですが、言葉遣いうんぬんより、このVTRはなにげにひどいですよね。汚名は挽回じゃなく返上だということじゃなくて、部下の失敗を汚名呼ばわりしているところがまずすごい。じゃあこの部下は会社の汚点ってことですか。
でも部下も部下で、部長を他山の石、つまり「自分の人格を磨くのに役立つ材料。参考にすべき、他人のよくない言行」としてとらえています。すでに部長が反面教師です。いうなあ部下。さらに送別会に来るといった上司に「枯れ木でも山に趣を添える。つまらぬものでも無いよりはまし」といってますからね。どんな人でなしなんだ。言葉の乱れより大事なのは組織としてお互いに尊敬しあうことなんじゃないかと思いました。
6月24日 ごきげんよう。出張でかばんが重くて内出血していたまつもとです。お元気ですか。いいかばんがほしい。というかパソが重いのか。学会の時だけはレッツノートR4にしよう。もってないけど。(もってないんかい)
もう1年生は基礎演習の発表会ですが、計画性のない僕のせいで、わりと遅れています。みんなごめんなさい。この能力のない教員を、みんなの力で乗り切ってください。がんばって。
この間は組織学会で横浜に行ってきました。いろいろな人と会えるのはとても楽しかったです。いい発表もそこかしこにありました。というか学会は発表するもんだということを思い知りました。懇親会とかに出てもさっぱり話すことないし。がんばります。
CD借りました。三浦大知「Free Style」。ほんとにこの人は才能あると思うのですが、いかんせんレーベルが真剣に売り出す気が全くありません。早く移籍した方がいいと思う。この時期に今更CCCDって。曲もセンスのない80年代チックなだめソング。ようこれでセカンドにしようと思いましたね。とにかくエイベックスにがっかりです。ゼミ生に聞かせてみても「誰でも歌えそうな歌ですよね。もっとバラードとか歌わせた方がいいんじゃないですか」といわれました。同意見です。聞けば聞くほど安っぽさにうんざりです。ポルシェで農道を10km/hで走ってるみたいだ。

この間は父の日だったようですね。僕はまったく興味ないのですが、相方はどうしても僕の父にプレゼントをするんだということです。えらいですね。で、今回買ったのがファイテンのネックレス?みたいなやつです。あの松中がつけてるやつですよ。元気になるそうです。ゴルフ狂の父にはぴったりということで。
で、小倉のファイテンショップにいってみたのですが、従業員はまったくやる気がなかったです。プロゴルファー片山晋呉が使っているのですが、片山モデルは?と聞くと「ないです」。対応はむっちゃ適当です。しかもチタン(有効成分)の量を3倍にしたモデルが出るのですが、それは父の日後。商売気なし。もうどうなってるのかわからず、ランディ・ジョンソンがつけているやつを適当に見繕って送りました。
でそのやる気のなさに憤慨していたのですが、相方は「あれくらいのやるきのなさがちょうどいいんじゃないか」というご意見。あまり「このペンダントをつけると元気になるんですよ!」などと曇りなき目ですすめられたりすると、確かに宗教っぽいですよね。やる気のなさがビジネスにつながるということもあるんだなあと思いました。
6月13日 ごきげんよう。笑いの神はいるんだと実感したまつもとです。僕のところにも降りてきてほしい。
去年はこのあたりでずいぶん落ち着いていたような気がするのですが、今年は時間ばかり過ぎていく焦燥感が抜けません。あかん。でも今週末は学会に行ってきます。仕事ですがリフレッシュにもなればいいなと思います。
CD借りました。音楽の趣味もやさぐれていて、メジャーなアーティストにはあまり興味を持たない僕ですが、一つだけ例外があるとすればそれは「夏の歌」です。夏の解放感を表現するような歌についてはそういう方がいいときもあります。ということで血迷って借りたのが玉置成実「Make Progress」。中の1曲「大胆にいきましょう↑Heart & Soul↑」をCDTVで聴いて。しっかりしなさい32歳。あとの歌は聴いてませんが、ポジティブでいいアルバムっぽいですよ。わかりませんけど。

週末は友人の結婚式に出てきたんですよ。友人代表スピーチも何回もやっているので今更尻込みもしませんが、笑って頂けたでしょうか。僕のスピーチはその程度なのですが、今回この結婚式に笑いの神が降臨しました。今の結婚式では、新婦がブーケを投げるのではなく、それをくじびきで引き当てた人にプレゼントするというイベントがあります。そのイベントに友人の女性が、まだ未婚の野郎(32)をひきずっていきました。ナイス!と思いながらも、定員10人に対してメンバー9人(野郎1人含む)。もしこの引かれなかった1本があたりくじだったら、担当の人はどうするんだろうと考えながらにやにやしていたのですが。

友人の野郎が引き当てました。

そりゃ確率的にはありえますよ、1/9ですから。でもここで引き当てるってありですか。それは父と子と精霊の御名の下に結ばれた二人への、主イエス・キリストの聖なる祝福によって、本来なら回避されるはずなのです。それが引き当てられるというのは、もはや野郎の悪運を超えて、笑いの神が降臨したとしか考えられないでしょう。われわれも頭の中にまったくなかったこのハプニング。むちゃくちゃ笑いました。また友人の野郎(32)もこちらの期待通りのリアクション。
「もう本当に…なんといったらいいか…どうもすみません!」
ほんとに死ぬかと思った。そのあと遠くで花火が上がったのですが、それはきっと笑いの神を祝福する花火だと思います。友人として、また笑いの神に忠誠を誓う者として、このハプニングへの償いのため、ブーケをもらった友人を幸せにすべく、何か考えなければと思いました。
6月7日 ごきげんよう。更新をさぼったまつもとです。ほんとすみません。ここのところは出張やら体調を崩したりやらで更新できませんでした。出張はともかく、体調は昨年もこの時期同じように崩していたので。持病?
ご報告が遅れましたが(誰に?)講義の方は経営管理論の2年生はとっても静かにしてくれるようになりました。もううれしくて仕方ありません。ありがとうございます。僕もそう思っていたような気がしますが、大学生は大学の教員のことを、何をやっても何を言ってもこたえない、ロボットだからマシーンだからみたいな感じで思っていると思います。でもそりゃうそだと思うけどなって思うんですよ!(サンボマスター風) 大学の先生でも人間ですから、性根は少しおかしいですが人間ですから、生徒がやかましいと悲しいし、こちらの思いが伝わるとうれしくて仕方ないんですよ。
CD借りました。GOING UNDER GROUND「STAND BY ME」。この歌もまた素晴らしいですね。劇的というか、一瞬のきらめきのようなものを見事に。夏を迎えるにぴったりです。

この間相方がパウンドケーキを焼いたのですが、めっちゃおいしかったです。ステラおばさん(JR松山駅にあるケーキ屋さん)を超えた、ビヨンド・ザ・ステラ、TMネットワーク風にいえば「び〜やんずステラ」という話をしていたのですが、〜おばさんといえばスプーンおばさんです。僕はいつも夢色のスプーンを探してさまよっています。
ところでスプーンおばさんは非常にハートフルなおはなしですが、主題歌は結構メロウですよね。いきなりこうです。
「きれいだねっていわれなくても わたしちっとも寂しくないし
いつも涙で生きてるほど 弱くもないし 強くもないの」
いきなりずいぶんな歌詞ですね。僕は絵本の方は読んだことないのですが、ほんとはすごくかわいそうなお話だということはないのでしょうか。そういえばあの年なら年金生活じゃないのかとか、だんなはあんまり働いてないとか、よからぬことを考えてしまいます。
子ども向けのアニメーションですが、歌はとっても大人向けというか、「幸せと不幸せかきまぜる」ですからね。そのあたりが子供心に何か訴えるものがあったのかもしれません。ともかく不朽の名曲ですね。スプーンおばさんの成功の半分があの歌でできているとすると、あのころの日本はずいぶん成熟してきていたんだなあと思います。
ちなみに残りの半分はルウリイの友達、ミンクのルウを首にまいてみたいというあこがれだと思います。
5月16日 ごきげんよう。晴れたり曇ったりのまつもとです。
この時期に毎年講義に対する要望を授業アンケートとは別に聞くのですが、経営管理論の2年生からは厳しい意見が相次ぎました。その日はとても講義が騒がしかったので、「うるさい学生をなんとかしてくれ」「うざい」「頼むからマイクを使え」などと。毎年少しはマイク使えという意見が出るのですが、ここまででるとごっつへこみます。マイク使わないのはポリシーなので。でもA-101になると(替えました)ちょっときついかもしれません。考えてみますが、静粛な講義環境にご協力お願いします。
という感じでごっつへこんでいることを人事管理の講義で3回生にぼやいたのですが、同じく要望を聞いてみると、「くじけずがんばれ」というはげましをたくさんいただきました。すごくうれしかったです。ありがとうございます。みなさんがいるからこそ講義もできるってもんです。これからもがんばります。雨のち晴れ模様ってことで。
週末は運動のために、皿倉山に登ってきました。ケーブルカーで。運動になってない。山頂からの景色はとてもいいもので、ずっとみていると目がよくなった気さえします。自然がいっぱいでリフレッシュでした。こういう整備された自然が身近にあるのは北九州の利点かもしれませんね。またいこう。

この間飲んだ時に、すばらしいお店を見つけたので写真を撮りました。
「excellent bar PIAGET」
えっちなお店(入ってないのでわかりませんが)なのに店の名前はピアジェです。発達心理学の父。それがえっちなお店の名前に。きっとお店のおねえさんはお酒を勧めながら、「えー、じゃあお客さんの発達段階はまだ具体的操作期ー?」とか、「あたしのコンピテンスなんてたいしたことありませんよぉー」とかいうのかもしれません。怖い。ちなみに相方にこの話をすると、「『ナイトバー ソシュール』はあるかもしれないけど、『スナック チョムスキー』はちょっとまずいね」といわれました。理由はわかりませんがなんだか納得な気もしました。
5月9日 ごきげんよう。卒業式にマークシートを一生懸命解く夢を見たまつもとです。マークシートを採点すると、そこから新しいマークシートの問題が出てきたりとすごく難しかったのですが、何のために解いているかは忘れました。
GW終わりましたね。みなさんどこかいきましたか?僕はいきましたよ、出張で!2回!もちろん他の日はごろごろしていました。
出張にあわせて神戸に兵庫県立美術館のドレスデン国立美術館展にいってきました。フェルメール窓辺で手紙を読む女」はすごいよかったです。絵のわからない僕でも、角度や距離によって絵が様々に表情を変えるんですよ。だから絵葉書だとまったく味わえない。
出張は2回ともいい議論ができてすごく有意義でした。とても刺激になります。この「刺激に」というのは普通の人が書くといいのですが、僕はただ刺激になってるだけで、それが反応につながっていないのが難点です。S-Rパラダイムを存在的に否定しています。そこは反応しようよ。
友人の加藤一郎さんの新刊書『語りとしてのキャリア―メタファーを通じたキャリアの構成』がすごいよさげでした。出版おめでとうございます!とてもいい本ですので、ぜひ購入するといいと思います。ついでに僕のも誰かにすすめるといいと思います。売れていません。
CDTVでスキマスイッチ「全力少年」のゲストライブがありました。歌はすごいよかったですが、吹いてない時のブラスがだるそうにしていたのが気になりました。テンション低い。あと大塚愛はいよいよまずいなあと思いました。なんだあの新曲

今回の出張にあわせて相方と旅行したのですが、われわれの関西行きにあわせて雨。まあこれは僕のスタンド「やさぐれ坊や」の能力なので仕方ないのですが。美術館から帰るくらいからじゃぶじゃぶ降ってきたので、やけになって布引ハーブ園にいってきました。誰もいないと思ったら意外にいましたが、こんなときにこんなところにやってくるのはやはり、命知らずの若者が多かったです。ロープウェーで多少酔った以外は、意外によくてびっくりしました。季節がよかったからでしょうか、花に満ちあふれていました。いっぱいハーブが育ててあるので、ハーブの香りが感じられ、歩いていてもすごくリラックスできました。天気がよければ2倍楽しかったと思います。
ハーブ園には「香りの資料館」みたいなのがあったのですが、その中に「麝香」にかんする説明がありました。通常香水って香木とかハーブとかからとりますよね。麝香もそんな感じだと思ったのですが、あれはジャコウジカという鹿の麝香腺という香嚢の分泌物を乾燥させたものだということがわかりました。
資料館には香料の原料として香木とかハーブとかが瓶に入れて展示してあったのですが、麝香はそのジャコウジカの香嚢が身体の一部として切り取られた形で保存されていました。正直あんなのつけたくありません。でも世界三大美人のひとり楊貴妃は汗っかきで、よく麝香を使って魅惑的な体臭に仕上げていたそうです。
いわゆるムスクとして香水に使われていますが、鹿の分泌物なんですよ。それで魅力が加わったりするように思うとは、なんだかんだいったって所詮は人間もアニマルなんだなあと、ミスチルみたいな結論にたどり着きました。
4月25日 ごきげんよう。新法王にベネディクト16世。にせカトリックとしてはやっぱり喜ぶべきだと思うまつもとです。16世には伝わらないと思いますけど。というかにせなんでね。
なんか忙しい!忙しい!講義だけなのに。余裕がないのですががんばります。この間は早速新学期初体調崩し。早いわ!この朝晩寒いのなんとかしてほしいです。もうずっと暑くていいから。カモン夏!
ところでトップランナーサンボマスターが登場しました。むちゃくちゃ感動しました。「日本にはサンボマスターがいる」という人の気持ちがわかります。そして自分の講義のアプローチもサンボマスターと同じで、生命を放射したいんだと、魂を爆発させたいんだということがわかりました。これからもそうありたいと思うわけですよみなさん!OH, YEAH, BABY!
昨日は相方と動物園に行ってきました。地元の動物園はサポーター制度があり、年会費で会員証があれば何回でも入れるのです。VIPっぽい気持ちになりますが、それで年会費は3000円なので、たいしたことはないのです。運営状態はいいそうで、そのうちクロ現にでもとりあげられるんじゃないでしょうか。
以前にいった時は寒かったので、今回は気候がいい時にしようといっていたのですが、やっぱり気候がいい日曜日は必然的に家族連れでいっぱい。足下を子どもが走り回るし、そこらじゅうで泣きまくるし、疲れました。動物のメンバーはは特に変化はないのですが、やっぱり動物はいいですね。いろいろいるだけでうれしくなります。今はちょうど換毛の時期で、もこもこした動物が多く、かわいさ2割増し。山歩きとかもできるし、休日お手軽レジャーにはいいものです。
CD買ってきました。スキマスイッチ「全力少年」。前々から狙っていたので、そんなレンタル開始まで待てるかと。聴いてみましたが期待通りのいい出来です。ぜひ歌いたいと思わせるいろんなものが詰まっています。

相方が家でオレンジページを読んでいたのですが、このところの料理本はすべて「かんたん」か「シンプル」のどちらかが必ずついています。別に簡単もシンプルも悪くないのですが、それらが本棚を占領していると、「オマエら怠け者にはこれくらいの料理がお似合いさ!」などといわれているようで複雑な気持ちになります。でもだからといって、
  • むっちゃ技術を要するばんごはん
  • 3日以上煮込む料理
  • 手間と時間を惜しんではできないお弁当
などという本はきっと売れないと思います。同様に、
  • バカには決してわからない微分積分の超絶テク
  • うかつに手を出すと破滅する超高度なデイトレーディング
  • 1日18時間勉強する司法試験対策
  • 選ばれた人だけわかるバッティング技術
  • 松林から作るまつたけ栽培
というような本も売れないと思います。やっぱ簡単料理の本がいちばんですね。
4月15日 ごきげんよう。はじめて食べるまで、塩ラーメンは塩のみのスープで食べるんだと思っていたまつもとです。そりゃもう、海水に麺入れるようなイメージで。
講義がスタートしました。スタンディングの講義は久し振りで緊張しましたが、経営管理論で教室に人があふれたのを見て、リミッター解除!いいように暴走してきましたよ。はじめての方はこんにちは。北九大の全力少年まつもとです。このスキマスイッチのシングルは買いですよ。教室変更は来週まで様子を見てみます。
それに比べて夜間の方は、経営組織論とかぶったせいでさみしいものでした。静かな環境で受けてみたいというお昼の方は、こちらに移るのも手ですよ。教室は変更しました。
ゼミは楽しくやれそうなメンバーです。自分たちで盛り上げて頂くことになってますので、ご協力よろしくお願いいたします。基礎ゼミは24人。多!でも僕は多い方が好きなんですけどね。楽しくやりましょう。
今日は人事管理をやってきました。たくさんいらしていただいてうれしいです。教室はどこもあいてないみたいなので変更なしで。ちょっとえらそうなこといってしまいましたが、自分のためにがんばりましょう。法学部のみなさんはじめまして。あんな感じのやさぐれ講義でよければ、受けてやってください。
あたり2つ。サンタラ「思い過ごしの効能」。これはむちゃくちゃいいですね。ブルージーなテイストはそのままに、少しだけ前向きなメッセージやらそうでないものやら。複雑な心境が結実しています。これはすごい。聴きやすさにごまかされてはいけませんよ。もう一つ、つたやに入らないので業を煮やして買ってきた勝手にしやがれ「ラグタイム」。渋い。渋すぎ。ハスキーなヴォーカルも雰囲気ありまくりだし、ブラスアレンジも見事。この2曲はアニメギャラリーフェイクのOP&EDらしいんですよね。このへんもセンスです。

ベースボールドッグ「ミッキー」が公式戦初登場。僕はこちらでもおわかりのように基本的にねこ派なのですが、これは。もうありえないくらいかわいいですよミッキーくん!審判にちゃんとボールを持って行きました。広島はミッキーくん登板の時は必ず勝ってください。どんなことをしても。あと背番号をあげるべきだと思います。がんばれミッキーくん。でもあれだけできるんなら他球団も何かできそうですよね。
  • 千葉ロッテマリーンズ…かもめがボールを運んで飛んでくる
  • ヤクルトスワローズ…つばめが巣からボールを運んで飛んでくる
  • 北海道日本ハムファイターズ…ヒグマがボールを運んでくる(そして審判を襲う)
  • 西武ライオンズ…ライオンがボールを運んでくる(そして審判を食べる)
  • 中日ドラゴンズ…落合夫人がボールを運んでくる(そして夫人の指令も)
  • 某金満球団…誰かがかごに札束を入れて運んでくる(そして審判を買収)
4月7日 ごきげんよう。今年は入学式にちょうど桜の開花がぴったりあって、うれしいまつもとです。桜を見てぼーっとしているところを学部長にみつかりました。仕事してますよ。<保身
新学期が始まりました。新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!もうお会いしたと思いますが、このページは北九大きってのよごれ教員まつもとのよごれページです。よろしくお願いいたします。携帯用のページもありますので。何かありましたらメールください。
今日は学科カリキュラム説明会と、講演会に行ってきました。カリキュラム説明会はなんだタイムマネジメントがうまくできませんでした…。ごめんなさい。とにかく履修ガイドをよく読んでください。講演会では熱く話しました。あいにく僕の取り柄はそれしかないので。絶対届けるんだと。赤い本を持ったらそれはもうすごい光を放ちますよ。光だけですけど。
つばき「昨日の風」はいいですね。ただ歌がうまいという印象です。インディーズのアルバムあの日の空に踵を鳴らせも買ってみましたが、やっぱ今の方が歌うまいですね。

実家に帰った時の話です。法事で親戚が集まっていました。うちの母は花粉症で鼻をかゆそうにしていたのですが、そのとき親戚の一人、というか母の弟なのですが、こういうアドバイスをしていました。
「セメントを吸い込んだらええんよ」
母の弟(つまり叔父)は土建屋で働いているので、自信満々にそういうことをいってきます。それで治るなら苦労しないと思うのですが、強引に考えてみると、粘膜にセメントがくっつき、花粉を寄せ付けなくなる(と同時ににおいもなくなる)という感じもします。それならすぐ『壮快』とか『安心』とかに投稿して、「30ページ大特集!花粉症にはセメント粉が効く!」などという特集が躍るはずです。
ついそんなことを考えるのも、母が元気なわれわれを尻目に、こういうことをいったりするからです。
「バカは花粉症にならんのよ」
根拠ない。それならまだセメント療法の方が効くような気がしませんか。
   

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