雑文
ここではまつもとのうわごとがときどきつづられます。夜食のお供にでもいかがですか。
 
5月30日
ごきげんよう。2週連続で東京に日帰り出張して、今帰っている途中のまつもとです。そして来週も東京です。その下見ができてほんとによかったです。
GWはたのしかったです。普通に休めるってすてきだと再確認しました。ずっとGWだったらいいのにと考えました。
経営学基礎は半分終わりました!なんでもいつか終わる、それはわかっているのですが、まだ半分、いやもう半分。みなさんもしんどいし僕もしんどいです。なんとか乗り切りましょう。いろいろ悩ませるようなこともありますが、熱心に聞いてくれる人のためにもがんばります。
ぜみは3年生は課題解決型セミナーに一生懸命取り組んでいます。4年生は自分の本を読んでもらいました。はじめての内容になりますが、少しでもみんなの社会人生活がいいものになればいいなという一心です。きれいに発表してくれて感激しました。
7月の学会発表が近づいているのに何にも進んでいません。でも自分でこの停滞が調子のよくない原因だと気づけたのはよかったです。やれるだけやろう。これもいつかは提出の締め切りがきますものね。
そんな中、ばんぱくついでにいろんな博物館で国宝展的なものが開催されていて、大阪、京都、奈良と全部いってきました。いいものが並んでましたが、どこも特別展以外の展示がめっちゃよかったです。静かやったし。結局美術館博物館は静かなのが一番ですよね。
LADのキム・ヘソンの登場曲がユンナ「ほうき星」だったことを知りました。きいたときにこれは日本の曲ではと思ったらやっぱりそうだった。2005年のいいJロックです。

芸文で柳家喬太郎師匠の独演会をみにいってきました。創作落語の方。めっちゃおもしろかったのですが、その内容に衝撃を受けました。
「ウルトラマン落語」
喬太郎師匠はもちろん超一流の落語家ですが、ウルトラマンシリーズにも造詣が深く、古典落語をウルトラマンを題材にして新しい演目を改作するという取り組みをやっているそうです。存じ上げておらず、いきなり本物を見せられることになりました。めちゃくちゃおもしろかったです。改作が完璧。古典落語を完全にマスターしているからこそ、そのよさを損なわず、かえってウルトラマンシリーズの力を借りて、まさにウルトラな演目に仕上げておられました。メトロン星人の声もかなり似てましたからね。
僕は落語の知識はさっぱりですが、初期ウルトラマンについての知識はかなりあると思います。今のこどもたちがポケモンを1つ1つ覚えているように、僕は幼少期に誰に頼まれるでもなく、ウルトラ怪獣を1つ1つ全部覚えていました。おそらくあの芸文のたくさんのお客さんの中で、僕のウルトラマンの知識だけは喬太郎師匠と同じくらいだったろうと思います。
なので周囲の何人かはついていけてない人もいましたが、あの瞬間だけは喬太郎師匠とシンクロしていた感覚があります。「超兵器R-1」とか「ギエロン星獣」とかいうワードにノータイムで反応できたのは、あの空間では僕だけだったでしょう。ひたすらおもしろく、ひたすら幸せな時間でした。
4月28日
ごきげんよう。むかしの映画「アパートの鍵貸します」をテレビでみたまつもとです。映画としてもおもしろいのですが、アメリカの昔の仕事の仕方が見られておもしろいです。みてみたらわかりますが、あんな感じがまかり通っていたのなら、仕事なんかそんなにまじめにやらなくてもいいですよね…。
もうすぐGWですね。週2回の経営学基礎のペースにまだ慣れている途中です。1年生のみなさん、僕といっしょになじんでいきましょう。ほんとに週末がくるとほっとしています。週末はどしどし休んでいます。
その合間に研究会やったり、バスケ部の練習をみにいったり、会議に出たり、会議に出たり、あと会議に出たりしています。ほんとにGWが待ち遠しい。
マドンナのドキュメンタリーがあってみたのですが、そりゃ世界で一番成功してる女性ソロアーティストですよね。今のアーティストがやっているいろんなことを、昔の保守的な環境の中ですべて最初にやってます。先進的すぎる。あと田舎から出てきて絶対に成功するという意志が底抜けに強い。同時代にMJがでて、まだ発表前の「Beat it」のMVを見ても心が折れないとか信じられません。

経営学基礎は今年レジュメを作って講義しているのですが、400枚(少なくてうれしい)のレジュメを毎回印刷しています。たくさん印刷するときは、コピー機ではなくいわゆる「輪転機」で印刷することにしています。
印刷する速度を5段階で設定できるのですが、毎回5段階の5番目、最速で印刷していました。しかし先日、急いでいて速度設定のボタンを何回も押していたら、5段階目の先があることに気づいたのです。
「ハイスピード」
速度設定のランプが全部光って、これまでよりさらに速く印刷できるのです。がっしゃんがっしゃん印刷している輪転機をみながら、「オマエ、こんな力があったんやな…」と感心していました。
ちょっとマンガっぽいですよね。限界突破。超サイヤ人が一番上だと思っていたら、超サイヤ人2,3,4などと続き、超サイヤ人ゴッドから超サイヤ人ゴッド超サイヤ人へと発展したように、輪転機も限界のその上があったということですよね。限度を超えた怒りやその他の感情、過酷な修行などで限界突破することはマンガの常識ですが、あの輪転機は僕がスイッチを押すだけで、表示ではわからないあいつの限界を超えたのです。なんかすごいですよね。
僕にもそんな、まだ見ぬ地平の自分があるのだろうか、そんなことを考えさせられる輪転機です。もしあるのだとしたら修行とか感情とかなしに、スイッチ1つくらいの軽い感じで突破したいです。
4月12日
ごきげんよう。手違いらしいのですが、ある先生の研究室の前にエアウイーヴ(スーパー寝やすいマットレス)が届けられていて、研究室で寝る気か(しかもぐっすり)という感じで周囲が騒然としていました。どうせ騒然となるならでかいぬいぐるみとか届けてもらって騒然とさせたいまつもとです。
新学期はじまりました。新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!僕は商学部のやさぐれ教員、まつもとといいます。よろしくお願いいたします。あらゆる幸せから縁遠かった大学院生の頃よりは生きやすくなっているとはいえ、人生の時々でやさぐれる理由は変わるため、一貫してやさぐれています。
いつもは「商学演習とか、学内で出会えるかもしれませんね☆」などといっていますが、今年は経営学基礎を担当することになっているので、1年生のみなさんと出会える機会は例年より多いかもしれませんね。自分の講義と違って経営学基礎は人数が時間割で制限される&2年生以上の人はあんまりこないので、ほんとに久しぶりにB-101とかで講義することができています。快適〜!もっと小さいところとかぜいたくはもういいません。B-101でも一番後ろまで伝えられている感覚があってうれしいです。しかも1年生は今のところすごく真剣に向き合ってくれていて、すごくやりがいあります。がんばります!
しかしその反面といいますか、今年度は人的資源管理論・人材開発論は不開講になりますので、会う人会う人に「どないなっとるんですか」といわれています。経営学基礎をオムニバスでやれれば、毎年できるんですけどね…。今年度はがまんしてください。
新しい3,4年生ぜみも始まりました。当たり前ですがこれから毎週、大好きなみんなが何もしなくても教室に集まってくれるんですよね。すごいわ。最初からめっちゃたのしかったです。3年生は面談もやりました。よくあわせてくれてたすかりました。面談20連発!(休みなし)
海外雑誌の論文、やっぱり掲載料がめっちゃかかって、クレジットカードで払おうとしても不審な取引で最初は受け付けてくれなかったくらいだったのですが、なんとか払えました。予告通り研究費が枯渇しましたが、PVをみて自分をなぐさめています…。
USGの20周年ライブのDVD買ってしまいました…。お高いけどこれはライブ2回分だからと自分を納得させています。実際スーパーよかったし。

文豪ストレイドッグスを読み直しています。最新刊が出ると結局最初から読んだりしますよね。異能バトルのオリジネーターであるジョジョが頂点にあるとしても、独自の工夫があっておもしろいです。もちろん好きな異能は「若草物語」です。研究者はみんなそうだと思います。
文ストでは登場人物が文豪の名前、能力名は基本作品の名前にちなんでいます。ですのでたとえば文ストにまつもとが登場した場合は、「松本雄一 能力名―『学びのコミュニティづくり』」という感じになります。弱そう。あんまりバトル向きの異能じゃない感じです。
たとえば経営学者ストレイドッグスというのを考えた場合、登場人物はみんな経営学者の名前をもち、異能は全部本のタイトルとなります。いろいろ妄想がふくらみますが、こういうときのために、異能の名前になってもよさそうな本をいつか書いておきたいですね。
ちなみに6月刊行予定(というのを今知りました)になっている、先輩たちと共著の『お仕事マンガの経営学』という本が出るのですが、その中で僕はどうしても「『社畜』の誕生」というタイトルにしたかった章があるので、今のところ僕の異能は「社畜」になると思います。どっちにしても弱そう。
 
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